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林先生にはがっかりだ [テレビの感想]

以前からむかついていた件だが、良い機会なので書こう。

 

ちらっと見ただけだが今、
テレビで林先生とどっかのおっさんが

「小学低学年が掛け算の順番でバツをくらう件」について
ガウスを持ち出して、
順番を自由に変えることが尊い思考だ、という展開になっていた。

ま、場合によっては確かにそうとは言えますよ。
しかし小学低学年の件に関しては、
そんな高尚な話ではないんですよ絶対に。


 

まず結論を言っておくと
たしかにバツにするのはどうかと思うけど、
それを注意もアドバイスもしなくてスルーするのは実に無責任だ。
褒め称えるなんてのはもはや話にならない。


 

 

例を挙げると

「100円のだんごを5個買いました」というのを100×5と計算するのは、
実に自然で、実に論理的で、実に理解しやすい、まっとうである。

これを5×100と書くとしたなら
その子が「100×5も5×100も同じだから、まあどっちでもいいか」的に
書いたわけでは断じてない。

 

ではなぜ5×100と書くのか?
それは問題がこうなっているからである。

「だんごを5個買いました。それは1こ100円でした。」


 



学校では基本的に単元ごとに習っていく。

そして、基礎的な問題から習っていく。

そのときに子どもが「今は掛け算を習っている」という認識があれば、

「文章題中に出てきた数字を
とにかく掛け算すれば良いんだ」と考えた上で
5×100と書いているに過ぎない


そして、そうすれば学校ではほぼ全ての問題が正解してしまうのだ。
あたりまえだ。だって掛け算を習っているのだから。

 

つまり、5×100と書く子は
はなから問題など読んでいないのである。

そこにガウスだのなんだの言うのは、的外れも甚だしい。

 

もう一度書くが、バツにするのはどうかと思う。
しかしこれをスルーしたならば、まもなくその子はほぼ確実に落ちこぼれる。

たとえば、「掛け算のテスト」のように銘打たれていないテストをされたら
とたんに解けなくなるに違いないからだ。

また、計算が二段階以上になる問題や四則演算が混ざった問題には
全く歯が立たなくなるからだ。

なぜなら問題を読まないからだ。

 

 

どこの誰か知らん奴が言うのは、言わせておけばよいが
林先生ともあろう方がこんなことを言うとは、誠に残念だ。

 

 

 

 小数点以下のゼロの件についても、
「有効桁」の概念がない子の計算結果について、
有効桁の概念を持ち出してくるのは、無意味極まりない。

 

 

 

また、その番組で、
林先生は、たしか現国の先生だったと思ったのだが、あろうことか
「なぜですか」の問いに「だから」で答えないといけないとも思わないとおっしゃった。

耳を疑った。

ま、大学受験のハイレベルな現国で、自由記述でかつ、解答自体が超ややこしいというのであれば、
文末より、内容そのものやその構成を重んじるのはアリかもしれないが、
小学生で文末のルールを守れない子をスルーすれば、間違いなく落ちこぼれていく。
林先生が「私ならマルにする」といったところで、その他大勢がバツにすれば、
テストで点は取れない。入試にも落ちる。その子は落ちこぼれるのは必至。

 

林先生は、文末がダメでも構成が納得に値するなら正解すべきという様なことをおっしゃった。
それなら教えて頂きたい。

「なぜですか」に「だから」という実に自然な文章をあえて作らないで、そんなことを超越する素晴らしい構成の文章の解答というのはどういうものかを教えて頂きたい。

 

「私はおなかが空いていた。なのでお弁当を買った」に
「なぜ私はお弁当を買ったのですか」という問いがあったとして、

「おなかが空いていたから」以外の、先生がおっしゃるところの「素晴らしい構成の解答」を是非とも教えて頂きたい。

 

 

 怒りにまかせて書いてしまった...

 

 


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コメント 1

yyy

初めまして!
全く同意見です。

私も、この件について違和感を覚え、同じ意見の人がいないか、つい探してしまいましたが、ここまで私の意見を代弁してくれている記事に出会えて嬉しく思います。

教員の方でしょうか?
お仕事頑張って下さい。
by yyy (2016-12-26 01:05) 

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